不動産を購入する際は住宅ローンを借りるのが一般的ですが、現金で一括購入するとさまざまなメリットがあります。
その一方で注意点もあるため、現金での一括購入が自分に適した方法か、よく吟味してみると良いでしょう。
今回は、不動産を現金で一括購入するメリットや注意点、現金での購入にかかる費用について解説します。
不動産を現金で一括購入する際のメリットとは?
不動産を現金で一括購入すると、住宅ローンを借りた場合と比較して金利の負担がなくなる点がメリットです。
住宅ローンの手続きで発生する印紙税や事務手数料、住宅ローン保証料なども要らないため、浮いた資金をほかの用途に使えます。
また、病気やケガで働けなくなった場合でも、住宅ローンの返済を心配しなくて済むこともメリットです。
さらに、住宅ローンの審査などの手続きが不要であるため、不動産の購入がスムーズに進みます。
不動産を現金で一括購入する際の注意点とは?
不動産を現金で一括購入する際の注意点は、手元の現金が減ってしまうことです。
貯金に余裕があれば良いのですが、不動産の購入でほとんどの現金を使ってしまうと、急な出費に対応できなくなる可能性があります。
急な出費に備えて、手元にある程度の現金を残しておくことが大切です。
また、住宅ローン控除が適用外になることにも注意が必要です。
住宅ローン控除が適用されると所得税が10年間控除され、住宅ローンを借りた場合と現金一括購入の支払額の差が少なくなります。
住宅ローンを借りるか現金で一括購入するかで迷う方は、支払額の差がどのくらいの金額になるのかを一度計算してみましょう。
不動産を現金で一括購入する際にかかる費用や契約の流れとは?
現金一括購入の場合は、購入申し込みから早ければ1週間程度で売買契約・引き渡しをおこなえます。
住宅ローンの申し込みや審査がないため、必要書類の種類や手続きの負担を大幅に減らせます。
購入の申し込み後、手付金を支払って売買契約を結び、そのまま清算と引き渡しをおこなうことも可能です。
不動産購入にかかる費用は、所有権移転登記の登記費用や印紙代、仲介手数料、火災保険料などです。
住宅ローンの利用時に発生する抵当権設定の登記費用や融資手数料、保証料は必要ありません。
まとめ
不動産の現金一括購入は金利や費用の負担を減らせますが、手元の現金が減る点に注意が必要です。
不動産購入後も急な出費に対応できるように、無理のない資金計画を立てましょう。
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