不動産を購入するときには、注意しなければならないポイントが多くあります。
とくにマイホーム購入価格と年収のバランスを間違えてしまうとローン返済が厳しくなり、数十年にわたって生活に影響を与えかねません。
今回は不動産購入時の年収と予算の関係や住宅ローンの返済比率について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産購入時に必要な予算は年収の何倍?
実際にマイホームを購入している方のデータを見ると、新築マンションで年収の7倍程度、中古マンションで年収の5~6倍程度が平均的な数字です。
これからマイホーム購入を検討されている方は、年収の5~7倍程度が購入できる価格の目安になります。
不動産の価格ではなく、用意できる頭金や借り入れ可能額で予算を決める方も多くいます。
貯蓄があって頭金を多く支払える場合、同じ年収の方よりも高い物件を購入しやすいでしょう。
不動産購入時の予算を計算しよう!
不動産購入時の予算は、用意できる頭金+借り入れ可能額で大まかに見積もることが可能です。
ただし頭金=貯蓄の全額ではなく、そこから万が一のときでも当面暮らしていけるだけの生活費を引いた金額を頭金として考える必要があります。
誰にでも急な病気や事故で働けなくなる可能性があるので、半年程度は収入がなくても暮らしていける蓄えを残しておきましょう。
借り入れ可能額は年収によって違いがあり、大まかな金額はネット上のシミュレーションで調べられます。
年収500万円の方であれば3,400万円ほどまで借り入れられますが、家族の人数が多いなど出費が多い世帯では、借り入れ可能額ぎりぎりのローンを組むと返済が厳しくなる可能性があるので気を付けましょう。
不動産購入時に留意すべき住宅ローンの返済比率とは?
住宅ローンを組む際に考慮すべき数字が、返済比率です。
計算式は年間返済額÷年収で、年収に対して住宅ローンがどれぐらいの割合を占めるかを示しています。
年収500万円で毎月の返済額が12万円なら144万円%÷500万円なので、返済比率は28.8%です。
目安は30~35%ですが、将来収入が減ってしまう、予想外の出費を迫られる(子どもが私立に進学・高齢の親を介護するなど)といったリスクを慎重に考えなければなりません。
返済シミュレーションをするときは、住宅ローンを払ったうえでいくら貯蓄できるかを計算することが大切です。
まとめ
不動産購入時に組める住宅ローンの金額は年収によって決まることが多いですが、限度額が誰でも余裕をもって返済できる数字とは限りません。
自分の世帯の実情を考え、貯蓄しながら返済できる金額を計算して物件やローンの予算を決めましょう。
子どもが増えるなど、出費が今より多くなる可能性も考慮に入れる必要があります。
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