使わない不動産があるなら、無駄な税金を支払わないためにも売却するのが良いでしょう。
しかし、販売価格がわからず、売却を迷ってしまう方は少なくありません。
そこで、土地の販売価格の参考になる、5つの価格の特徴と調べ方をご紹介します。
土地の評価額とは?
土地の価格を評価し、金額で現したものです。
土地の評価額には5種類あり、それぞれ評価基準と使う目的が異なっています。
5種類の価格とは、実勢価格・公示地価・基準地価・相続税評価額・固定資産税評価額です。
不動産売却の相場として土地の値段を知りたいときは、固定資産税評価額や実勢価格を参考にするといいでしょう。
売却相談の一括見積では、実勢価格を参考にしていることが多くなっています。
また、税金に対する価格は、相続税評価額、固定資産税評価額が使われます。
価格といっても種類があり、それぞれの価格が異なるため、利用目的に合わせたものを参考にするようにしてください。
土地の評価額の特徴
評価額はそれぞれの特徴と違いに合わせて、目的別に使い分けましょう。
価格の基準となるのは、公示地価です。
なお、公示地価は国土交通省が発表する価格で、毎年3月ごろに発表されます。
ニュースなどで見かける地価の上昇は、公示地価の上昇を示していることが多いです。
そして、公示地価の約90%が相続税評価額、公示地価の約80%が固定資産税評価額です。
どちらも税金額を決めるための基準で、税金の支払いの計算に必要となります。
公示地価が公表されていない場合は、基準地価が使われます。
通常の不動産売却で利用されるのは、実勢価格です。
市場価格とも呼ばれるもので、需要と供給のバランスで価格が決まってきます。
人気のあるエリアは実勢価格が上がりやすいため、景気が良くなっても価格が上昇しやすくなります。
土地の評価額の調べ方
価格の調べ方は、それぞれの基準ごとに異なります。
不動産会社に見積もりを依頼すると、実勢価格がわかります。
また、不動産情報サイトを見ることで、自分でも調べることができます。
現在の正確な土地の価格を調べたいなら、国土交通省発表の公示地価が参考になります。
ただし、実勢価格より価格が下がるため、あくまでも目安とするといいでしょう。
固定資産税評価額は毎年届く納税通知書に書かれています。
相続税評価額は計算法を用いて算出できますが、正確な金額を出したいときは税理士にお願いすると良いでしょう。
まとめ
土地の売却価格の目安になるのが、土地の評価額です。
種類があるため、使う目的に合わせて選んでください。
売却価格の参考にしたいときは実勢価格の利用がおすすめです。
税理士にお願いすることで正確な金額を知ることができます。
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